取締役・部長石川 英里
取締役・部長石川 英里
前職も同業の不動産業界で賃貸営業に従事。かつて住んでいた八千代地域に看板を掲げるフソウアルファに興味を持ち、入社。入社後は東京本社にて相続対策をメインに担当。現在も従来のオーナー様のサポートを続けながら、人事や経理業務にも携わる。半年に一度、全社員との面談を実施。「どういう想いで仕事をしているのか」「会社の将来にのぞむこと」など、本質的な会話をじっくりと交わし、前向きなコンセンサスを得る過程でコミュニケーションを強化、組織の活性化に貢献する。
女性社員が多く、30代の社員を中心とした活気のある職場です。大企業のように堅苦しい決まりごとや業務フローがなく、オーナー様からのご提案をすぐに取り入れるなど、柔軟な動きができることを特徴としています。特に重きを置いているのが、「人」を介してサービスを提供すること。この業界のほとんどの会社が郵送やインターネットなど効率重視で機械的なサービスにシフトしていますが、それではオーナー様の心が離れてしまっても対応しようがありません。オーナー様との心の距離が近く、直接相対することで、信頼関係を築いている。それが当社独自の強みとなっています。
ただし今後、社員も物件も増えていくなか、属人的になっている部分に関しては、誰でも同じようなレベルでできる業務オペレーションへと舵を切らないといけないでしょう。タスクと人の焦点をバランス良く取りながら、組織として実効性を高めていきたいと思います。
不動産サービスは領域が広く、法律や金融、建築など、色々な要素が絡んできますし、ただ知識をインプットするだけではなく、身につけた知識を、自分の言葉で適切に相手に伝える会話技術も勉強する必要があります。フソウアルファでは基礎的な分野から順番に身につけていってもらえるようにしながら、途切れなく実務を経験してもらい、全業務を経験した人を増やしていきたいと考えています。一つの部署専属でスペシャリストになるよりも、180度、異なる業務を経験して、マルチスキルを活かせる人になってもらいたい。他の部署で働くことにより、その部署ならではの厳しさや楽しさが体験でき、自分の役割や動き方をより深く理解できるからです。会社として学びの機会を用意していますので、各々が目的をもって主体的に動き、技術を身につけてもらうことを期待しています。
不動産の知識を身に付けると、仕事に限らず、自分の暮らしにも活かすことができます。例えば、友達や知人、家族が部屋を探すときや退去するとき、家を買うときなど、有益な情報を提供でき、役にたて、喜んでもらえます。特に税金の申告・還付などの手続きといった複雑な作業が目白押しの相続対策は、自分がやらずとも残された子どもたちがやるだろうから…と後回しにされる方が少なくありません。しかし、きちんと対策をとっておかないと家族間で争いがでてしまう可能性がある。逆にいえば、対策をすることで、つまらない争いはなくせるということです。「住」を起点に発生するいろいろな課題を「人」と向き合い、ホスピタリティで解決して、感謝される。それがこの仕事のやりがいになっています。
AIの導入により業務効率化が進む中、単純な事務職の仕事はなくなる可能性が高いと言われています。一方で営業職は「人」の情に訴えるところも強く、なくなることはないと思います。「人」の情に訴え、気持ちを動かすには、まず自分自身が強い気持ちをもつこと。お客さんのご要望を聞き、契約に結び付けるまで忍耐強く続けるためには、人や世の中の役に立ちたいとか、お金を稼ぎたいとか、仕事に対して強い気持ちをもつことが大切です。
当社は総合不動産会社として、売買、管理、相続、修繕、土地の有効活用と不動産にまつわるスペシャリストが揃っています。腰をすえ不動産で一生食べていくぞ、と考えている人にとって、夢を叶えられる環境があります。自分の提案したストーリーに賛同していただき、契約がとれ、仕事として動き出したときのやりがいをぜひ、多くの方に感じてもらいたいと思います。